2017年観劇を振り返る ー後期ー

7~12月。いよいよ髑髏城が!!

今年のほとんどすべてが髑髏城だったといっても過言じゃないくらい。

 

<個別感想>

  1. レミゼラブル:念願の清水コゼットを見られてああコゼット!彼女こそコゼット!と、非常に感動しました。いやコゼットって難しい役だと思うんですよ。どっちかっていうとエポニーヌに心奪われちゃうタイプなんで、どうしてもひいきしたくなるんですけど、清水コゼットに関してはもうなんというか私の思うコゼットの100点です!という感じでした。愛にあふれているというか、愛されて育ったものの優しさとしなやかな強さが満ちていました。かわいかったぁ。
  2. ビリーエリオット:勝手に想像していたのと違って、もっと泥臭い話だったので驚きました。若いとは挑戦できる力があるっていうことだなって思ったし、お父さんがとても素敵でした。私は吉田パパをみにいったんですが、ビリーのために頭を下げる姿に胸が熱くなりました。
  3. 髑髏城の七人ーSeason鳥ー:私の夏は鳥髑髏とともにあったといっても過言ではないほど鳥におぼれた夏でした。ここでは書ききれないいので別の記事にしまーす!
  4. 琥珀色の雨にぬれて/“D”ramatic S!:真彩さんがこれほど大人の女性も表現できるとは!!という新しい発見を得ることができた作品でした。望海さんもああいうしっとりした役がとてもお似合いになる!何はともあれトップ就任おめでとう!という公演でした。
  5. デスノート:いやーなんというかあれですね。みさみさ可愛すぎて、みさとレムの関係は初演よりもより密になっていましたね。初演のリュークが好きだったんですが、今回の石井リュークも素敵でした。そしてこの再演にて小池さんの進化を感じました。再演までに舞台経験を重ねられたからでしょうか、歌唱力、演技力が増した気がしました。相変わらずの猫背で歌いづらそうなのにそれを感じさせない演技でしたね。
  6. All for One:美しい。月組の皆様美しい。”これはいい小池先生”って思いました。いやーこれぞ宝塚!これぞ小池先生!っていう作品でした。
  7. 髑髏城の七人ーSeason風ー:松ケンの素朴なんだけど力強い感じが話を引っ張っていくというか、とにかくまさに「風」なんだと感じさせる作品でした。1人2役髑髏を初めてみたので、ほほぉこういうところで入れ替わるのか!という驚きが多々。1人2役だからこそ無界襲撃がえぐかったですね。そして個人的には生瀬さんにドはまりしました。これぞイケオジ!!!!!もう胸キュンキュンですよ。
  8. ダディロングレッグズ:前回からいろいろ変更があったので、好きだったあの曲もこの曲もなくなっているという悲しみはありましたが、再びこの二人で見ることができたことは何にもまさる喜びでした。前回はどちらかというとジルーシャ側から見ていたのですが、今回はダディ側から見ていて、ジルーシャがまぶしくてもう胸がいっぱいでした。そのあとtwitterにておすすめされていた勝田先生が漫画にしている日本が舞台のDaddy long legsがまたよくって、ダディがもっと好きになりました。

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  9. 髑髏城の七人ーSeason月ー:絶賛公演中ですね。上限・下限の無限ループが可能っていうな!月髑髏・・・・おそろしいこ!!!
  10. 神々の土地/クラシカル ビジュー:朝夏さんの退団公演だったんですが、何せもう美しい。ロシア美しい、まあ様美しい、うらら様美しい。うらら様のうなじの美しさに(無駄に)ドキドキしてしまいました。しっとりとした美しさといううらら様なくして成り立たなかっただろう舞台を観劇できてよかったです。
  11. ひかりふる路/SUPER VOYAGER!:望海さん、真彩さんの門出となる公演でした!こちらは東京でも見る予定なので感想は割愛。
  12. 屋根の上のバイオリン弾き:市川さんの舞台人としてのすごさを見せつけられる作品でした。全体的に出ている人がみんな素晴らしいというか、娘3人もかわいいんだけどそれよりなによりも市川正親さんの舞台センスに圧倒されました。話の内容自体はとてもテーマも重いし、えええええええええええええってなるんですけど、それを重くしすぎないようにするというか絶妙のさじ加減で笑いをぶっこんできてて、よい舞台でした。