2017年観劇を振り返る ー前期ー

今年はとても年末に時間ができてしまったので、ほかの方同様今年を振り返ってみようかと。

 

まとめちゃうととにかく髑髏城だったで終わってしまうので(笑)、カレンダーを引っ張り出しつつ、見たものと感想を整理してみます。

まとめてみると、あれ?これ今年だったの?という驚きがありましたぜ!

 

<個別感想>

 

  1. フランケンシュタイン:中川さんの歌声に圧倒されつつ、今回も痛めつけられる安定の加藤和樹。なんというか韓国ミュージカルは私が見たものが大抵後味が悪いエンドのものばかりで、今回もまた話自体は救いがなくて頼む幸せになってくれって思った。ただし歌がいい。圧倒的に歌がいい。これはサントラだしてくれ!!って何度思ったか。
  2. ロミオ&ジュリエット:古川ロミオ&木下ジュリエットを見たけれど、木下ジュリエットが透明感にあふれ、初々しくもかわいくそして力強いジュリエットだった。新しいヒロインの誕生がここに!という感動を受けた。モーツァルトコンスもとても楽しみ!この2人のペアでみにきたい!
  3. キャバレー:話を知らずに見に行ったから、石丸幹二さんの登場時に度肝を抜かれた。長澤まさみさんの舞台を初めて見たんですが、歌声が力強くて、ちょっとすれた感じの女の子の役がはまってました。そして小池徹平さん!すっかりミュージカルキャストの常連になってきましたね。見るたびにうまくなっているなぁって感じました。まあ何はともあれ石丸幹二さんにすべて持って行かれた(笑)
  4. ノートルダムの鐘:人間とはなにか?怪物とは何か?自分の方がよほど怪物なのではないかと感じさせられる舞台でした。四季はキャストガチャが怖いんですが、芝フロローの気持ち悪さがとても心に残っております(この気持ち悪いっていうのは役に対してのことで私の中では褒めています)。カジモドはみなさん素敵なので好みの問題かなって思いますが、私は海宝さんが好きでした!来年は横浜で見られそうなので、これもまた楽しみです。ハッピーエンドではないけど見た後にとても心に残る1作でした。
  5. 星逢一夜中日劇場まで遠征してみてしまった作品。あの夏がよみがえる・・!!!と思ったのは私だけではないはず。大劇場とは配役が変わり、また新しい世界が広がっていましたね。何回見ても好きな作品です。
  6. オペラ座の怪人:横浜のKAAT劇場の赤い座席がよく似合う舞台でした。今回はなんと高井ファントムを見ることができ、年齢を感じさせない艶やかな声に心が震えました。私の初ミュージカルはオペラ座の怪人だったので、その作品をこうして再び見られるというのがとても胸に来るものがあります。
  7. 王妃の館/VIVA!FESTA!実咲さん退団公演。実咲さんはエリザベートアイーダの印象がとても強く、大好きな娘役さんのお一人でした。しかしすべての印象は朝夏さんの役の印象が強すぎたので今思い出すとほぼ思い出せませんw
  8. 幕末太陽傳/DramaticS:早霧さん、咲妃さん退団公演。このお二人があまりに好きすぎて初めて大劇場まで遠征してしまったのが今年の思い出ですね。(私が思う)早霧さんらしい、組子一人一人が輝けつつも明るく笑って別れよう!という作品でした。ショーでは何よりも咲妃さんがかわいくてかわいくて・・!!いい退団公演だったなぁと一ファンとして思いました。
  9. ギャツビー:話の内容は特に感想もないんですが、夢咲さんのスタイルの良さと品の良さを感じるいい作品でした。あとは曲がいい(笑)
  10. パレード:なんというか今この時代で上演していることに縁を感じる作品でした。今思い返しても言葉にするのはとても難しいのですが、なんでも日常な何よりも大切であるということを改めて考えさせられる作品でした。舞台上で降り積もるカラフルな紙吹雪と赤い背景に浮かび上がる大木のシルエットが瞼によみがえります。とてもつらいので回数を見たいとは思いませんが、もう一度見たい作品の一つかなと思います。